No.25 兎型自律式殺戮人形――LATO888

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兎型自律式殺戮人形――――LATO888
(通称ラト)


設定

見た目は妙齢の娘。
その正体は身体中に武器を仕舞い込む、自律式の機械人形(自己修復機能あり)
元はある王子の護衛兼遊び相手として献上されたが、命じられるままに戦場で人を殺すうちに、
『不吉なる呪い人形(カースドドール)』と呼ばれるようになった。
性格は冷酷かつ冷淡。めったに笑う事もない。
それは側にいた学習対象(王子)を模倣した結果であり、違う相手(マスター)だった場合は異なっていただろう。

王子からの扱いはとても酷く、自己修復機能があるので、鬱憤ばらしとしてよく壊されていた。
より多く人を殺せるように、殺戮兵器として改造されらせた。
様々な戦場に放り込まれては、ボロボロになるまで人を殺させられた。
それでも彼女なりに主人(マスター)を慕っていたが、暗殺者から庇った際の傷が修復できないと分かるや、
あっさりと捨てられる。
そして彼女の心も壊れた。

気づけば完全な状態で、街の前に佇んでいた。
誰が彼女を直したのかは分からない。そもそもそんな存在がいるのかも分からない。

けれど今度こそ大切にしてくれる存在(マスター)を求めて、武器を手に今日も街へ繰り出して行く……。


ラトはある日、街で優しげな風貌の女性――マダム・ラヴァル(住民No.19)と出会う。
美味しいお菓子に餌付けされた彼女は、これまであった事をマダムに打ち明けていた。
深く同情したマダムに連れて帰られ、一緒に暮らすようになるも、
様々な目にあってきた過去から、他人を簡単には信用できない。
それでも温かな二人暮らしの中で、ラトは自然と心を開いていくのだった。

そして今はマダムを母親として、『かけがえのない存在(マスター)』として慕っている。

好きな事はマダムの膝でするお昼寝と、二人でするお菓子作りや裁縫の時間。

心の傷が癒えていくと同時に、言語能力も少し向上(前の王子(マスター)が
無口かつ人形(ラト)に呻き声以外の発声を許さなかった)したが、一般常識の方はまだまだ欠けているようだ。

普段から物静かな部分も変わらないが、マダムを悪く言ったり・危害を加えようとした場合は、
ラトの『完全滅殺(ジェノサイド)モード』がわりと簡単に発動する。


マスター……、今、お膝、ダメですか……?



キャラの使用可能(一言連絡して頂けると助かります)
※創作等で住人さんを使用する際はこちらの項目に必ず従って行って下さい※



キャラの作成:せつなさま

  • 最終更新:2017-03-28 22:40:39

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