No.40 Ton=Liselotta./Ton=Liselotte.


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Ton=Liselotta.  Ton=Liselotte.
  (赤)                      (青)


設定

古城にある巨大なからくり時計の舞台に立つ、双子の人形。
名前は「トーン=リーゼロッタ」「トーン=リーゼロッテ」。
長針が12を指すと、踊りや音楽を披露し、時の流れを周囲に知らせる。
彼女らの体内にも、音を奏でる為のからくりがあり、時計からの独立も可能。
時間に囚われず、舞踏会や晩餐会で「歌う」姿は、臆する色のないからくりの歌姫。
その身体は、人間のようなしなやかさを持ち、高身長(180cm)で存在感がある。
巨大な仕掛け時計の中でも映えるよう、また、身体の中にあるからくりを支えられるように。
そこから響き渡る音は、時に優しく、時に激しく、時に優雅に、その場をふるわせる。

性格は、2人とも穏やかで、人間のように喜怒哀楽を複雑に絡ませる事はない。
声を持たず、音(音階や音楽)と動作で感情を表す、少し変わったコミュニケーションを取る。
指の先まで柔らかに振舞う仕草は女性的で、かつ大仰な身振りは演劇を見ているよう。
しかし、体内にあるからくりと、それを支える長身、それらを操る力強さは男性的にも見える。
性別は無性であるが、名前や外見は女性のものであり「女性を演じている」ような……?

元の世界では、ある貴族が所有し、富と発展の象徴として誇っていた巨大なからくり時計。
精巧に作られた人形と、煌びやかな装飾、音楽は途切れる事はなく、日々を彩っていたが……
繁栄と衰退を繰り返していく中で、其処に人の気配はなくなり、いつしか忘れ去られてしまった。
そして、いつかの0時、観客の居ない舞台で彼女らが瞳を開けば、其処はフリークスタウンであった……
それからは、夜になると街の何処かで、円舞曲が聴こえると囁かれ、その靴音を聞いた者は……


「♪~♪♪~……♪~♪♪~……」



キャラの使用:可能
※創作等で住人さんを使用する際はこちらの項目に必ず従って行って下さい※



キャラの作成:re紅戯さま

  • 最終更新:2017-09-18 06:56:11

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