No.39 ミランダ・マールトヘア

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ミランダ・マールトヘア


設定

人間と異種族が共存共栄する世界から流転してきた兎の獣人。
夢魔マールトと兎型獣人との混血から誕生した『マールトヘア』と呼ばれる種族。
マールトは真夜中に出没し、眠っている人間に馬乗りして悪夢を見せて
そこから湧き出る苦悶の感情をエネルギーとして吸収する力を持っている。
しかし陽気で脳天気な楽天家が多い兎の獣人の遺伝子が混ざってしまったため
マールトヘアの能力は相手に快楽な夢や幻を見せ、その者が感じた喜びと悦楽を
養分として吸収する性質に変化した。吸われた相手はなんかスッキリするそうな。
なお幻覚を見せる能力は個体ごとに発動条件が異なるらしく、手段も様々。
ミランダの場合、彼女自身のダンスによる視覚からの刺激と
汗に含まれるフェロモンによる嗅覚への刺激を介して幻覚を見せている。

そんな彼女はとても人懐っこく、無自覚にコケティッシュな快楽主義者。
踊る事と自分の肢体を見られるのが大好きなミランダは、
夜の世界では高い人気を誇るセクシーダンサーの一人だった。
ところが、官能的で妖艶極まりない彼女のダンスを見た者全員が
異常な快感と高揚感に精神を蝕まれ、阿鼻叫喚の狂乱状態に陥ってしまう。
ある者は興奮して暴力衝動に駆られ、殴り合って血塗れに・・・
またある者は触発されて淫らに振る舞い、絶頂の果てに失神する・・・
後に伝わる『地獄の乱痴気騒ぎ』と呼ばれる事件を引き起こしてしまったのだ。
夜の世界の住人たちはミランダの踊りの扇情性と影響力を危険視し、
彼女をダンスフロアに上げることをタブーとするのであった。
自らをアピールできる場所と栄養補給の場が無くなったミランダは、
それでも「ま、いっか♪」と開き直り、別の街から街へ転々と渡り歩いては
数々のナイトクラブを狂乱に陥れてきた・・・もちろん本人は無自覚のままだが。

色々やらかした末に辿り着いたのは、クセの強い異形者が集うフリークスタウン。
「この街の住人は、わたしの体とダンスを気に入ってくれるかしら・・・うふふっ♪」
無邪気かつ蠱惑的に微笑む彼女は、タウンで大きな酒場の戸を叩くのであった・・・。  


「ハァ~イ、あなたの街のセクシー・バニーことミランダちゃん参上~!
 わたしのダンスを見て。身体の奥から湧き上がるエクスタシーを感じて。
 うふふっ、目を逸らさないでね?快楽から逃げたりしちゃ・・・ダ・メ・よっ♪」



キャラの使用:可能
※創作等で住人さんを使用する際はこちらの項目に必ず従って行って下さい※



キャラの作成:DIWALIさま

  • 最終更新:2017-10-10 18:24:33

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